フリーランスの仕事をするなら「仕事を自由に計画できるから負担は軽減されるはずだ」と思うかもしれません。実際にフリーランスに転身する人は、会社員のときよりも負担を軽減することを目的としている人も多いですね。
しかし、フリーランスに転身したのをきっかけに、さらに「仕事が激務になった」、「仕事が多くて体力的にきつい」と思う人もいます。
フリーランスに転身してから「仕事がきつい」と思う原因、また対処する方法について知りたい人もいるはずなので紹介しましょう。
フリーランスで仕事がきつい原因は
フリーランスに転身してから「仕事がきつい」と思うこともありますね。仕事がきつくなってしまうのは、自分のやり方に原因があるためです。どのようなやり方をすると「仕事がきつい」と感じるのか以下の点をご覧ください。
納期の近い仕事を大量に受注してしまう
フリーランスとして仕事をするなら、仕事を受注したいため依頼が来れば何でも受注したくなるかもしれません。しかし、受注した仕事の納期を確認しないなら、短期間で大量の仕事を受注する可能性があります。
納期が近い仕事を大量に受注してしまうと、仕事量が多くなってしまうので1日に長時間仕事をしなくてはならなくなります。そうなれば、精神的にも体力的にきつく感じてしまい、フリーランスとして仕事をすることに苦痛を感じるようになります。
収入を確保するために、仕事を受注したい気持ちはあるかもしれませんが、受注も計画的に行わなければ自分がきついので、注意が必要です。
契約内容を確認せず仕事を受注する
契約内容を確認せずに仕事を受注することで、「きつい」と感じることもあります。フリーランスの仕事は基本的に仕事内容を確認して仕事の受注を決めます。しかし、仕事内容が曖昧に書かれていることもあり、曖昧なまま仕事をOKしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、契約内容を確認せずに仕事を始めると、高スキルを求められたり修正量が多かったりするなど、納品するまでにかなりの時間と手間がかかることもあります。
契約内容をしっかり読まずに受注したため、自分の労働時間と報酬の割合が合わずに損をしてしまうことがあります。せっかく仕事をしても報酬が割りに合わないなら精神的にがっくりきてしまいますね。
フリーランスとして仕事を受注するときは、契約内容を確認して労働時間と報酬が割りに合っているのか確認するようにしてください。
作業効率が悪い
「フリーランスの仕事がきつい」と感じるのは作業効率が悪いためです。フリーランスの仕事は会社員のように時間で決まっているのではなく、依頼した作品のクオリティによって決まります。
そのため、フリーランスの仕事は作業効率が求められます。作業を納品までに完成させなくてはいけないので、作業に手間取っていると時間がかかってしまい、「仕事がきつい」感じてしまいます。
作業効率は経験によって克服することが可能ですが、フリーランスになりたての頃は作業効率が分からず、商品作成に苦戦してしまうことがあります。作業効率を上げるための工夫や対策を考えていくことが大事です。
フリーランスで仕事がきついときの対処
フリーランスで仕事をして「きつい」と感じてしまうなら対処方法を知っておくことが大事です。フリーランスの仕事がきついままだと、仕事を続けていくことが難しくなります。対処法を以下の点から考えてみてください。
仕事時間を計画しておく
仕事の時間を計画しておくことができます。仕事時間を計画しておくなら、フリーランスの作業をセーブすることができるので、体力や精神面の負担を軽減して、きつさも感じにくくなります。
仕事の作業計画の立て方は例えば、
・1日5時間までしか働かない
・仕事は1時間おきに休憩
・週に4〜5日のみ稼働
などです。
フリーランスは仕事の時間を自由に組み立てることができるのがメリットです。しかし、仕事の依頼が多かったり作業に手間取ってしまうと結局仕事に追われてしまい、「きつい」と感じるようになります。
フリーランスのメリットを活かすためにも、自分で仕事計画を上手く立てていくようにしましょう。
仕事を委託してみる
仕事量が多いなら、委託できそうな仕事は他の人に任せてみることもできます。自分が受注した案件を他の人に委託してクオリティがよければ、自分は作業しなくても納品することができます。
「クラウドワークス」や「ランサーズ」などではワーカーを募集することができ、仕事の案件を委託できるようになっています。納期までに大量の仕事を処理するときに、自分で全て作業しようと思うなら、「きつい」と思ってしまいますね。
そのときはクラウドソーシングで他のワーカーに手伝ってもらうようにしましょう。
副収入を考えてみる
フリーランスの仕事をするときに、副収入を考えてみることもできます。フリーランスでしている本業の仕事の受注が少ないなら、収入面で「きつい」と感じてしまうことがあるはずです。
特に、フリーランスの仕事を始めたときは、思うように受注ができず収入が確保できないことがあります。収入を少しでも確保するために、副収入が見込める仕事も始めてみることができます。
ただ、副業は本業に差し支えがない仕事にする必要があるので、投資、または写真やスキル販売など融通がきく仕事を選ぶべきです。フリーランスの仕事がスムーズに受注できなくても、副業の収入があれば焦ることはなく収入面でのきつさを軽減できます。
考慮してみてください。
フリーランスがきついなら仕事を変えてみよう
フリーランスの仕事は自由がメリットですが、上手く計画や営業、受注ができないと、「きつい」と感じてしまいます。フリーランスの仕事を長期的に行ってもきつい状況が変わらないようであれば仕事を変えてみる、または新たなスキルの取得を考えてみることが大事です。
フリーランスで「仕事がきつい」と長く感じるなら、精神的な負担が大きくなり、健康を害することにつながる可能性もあります。きつい原因を追求して対処できるように考えてください。
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