「自分で起業をしてビジネスをしていきたい」と思っている人もおられるはずです。
起業してビジネスを行なっていくためには、需要のある仕事や自分がしてみたい仕事をしていくのが最善であり、どんな仕事をしていくのか決めなければいけませんね。
ビジネスの種類にもいろいろありますが、レンタルビジネスで起業する人も多くおり、レンタル業のビジネスを開始するのも良い方法です。
もし、ファッションが好きであればレンタルビジネスでファッションレンタルを展開することもできますが、ファッションレンタルで開業するにはどうすればいいのか分からない人もいるはずなので、内容を紹介していきましょう。
ファッションレンタルの顧客のメリットとは
「そもそも顧客がファッションレンタルを利用するのはなぜか?」と、ファッションレンタルの内容について詳しく知らない人もいるかもしれません。
顧客はファッションレンタルにどのようなサービスを期待しているのか紹介しましょう。
月額制で服をレンタルすることができる
ファッションレンタルは、定額料金で普段着や仕事着などをメインに服を貸し出すサービスです。
顧客は服のカタログの中から自分の好きな服を決められた枚数レンタルすることができます。
服が好きな方も、流行りの服や自分が好きな服を何着も購入するのは費用が大きくなるので、購入の場合は服が欲しくても諦めなければいけません
しかし、ファッションレンタルでは定額料金を払えば、毎月服を変えて自分の好きな服を着ることができるので、購入よりも費用の節約ができて、いろいろな服を着ることができます。
また、服は月ごとに返却するので服で部屋がごちゃごちゃになることもなく、クリーニングして返すこともしなくていいので手間がかからず、利用者が増えています。
スタイリストが服を選んでくれる
ファッションレンタルではプロのスタイリストがコーデを選んで、利用者に服をレンタルするサービスも提供しています。
普段、自分の私服に自信が持てない人や服のコーデのセンスが無い人であれば、服を購入しても着こなし方が分からず、少し気分が落ちてしまうこともありますね。
しかし、プロのスタイリストが選んでくれるなら、自分に似合う服をコーデしてくれるので、服の着こなしも自信を持つことができます。
また、普段スタイリストに服を選んでもらう機会もないため、スタイリストに服を選んでもらえるだけでも特別感も感じます。
ファッションレンタルのこのサービスから、利用者が増えてきています。
ファッションレンタルの形態を決める
ファッションレンタルでビジネスを始めるためには、開業のための流れやポイントを押さえておく必要があります。
どのような流れでファッションレンタルを始めることができるのか、店舗の内容について紹介しましょう。
実店舗型でビジネスを始める
実店舗型でレンタル業を始めるなら、顧客に足を運んで服を選んでもらうことができるので、顧客がファッションレンタルを利用する確率が上がります。
また、実店舗があれば実際に顧客も確認することができるので、安心して利用することができますね。
しかし、実店舗でビジネスを始めるには店舗を借りる必要がありますし、レンタルショップとして内装工事をする必要もあります。
また、規模にもよりますが、スタッフを動員することも必要なので、人材を確保しておく必要もあるでしょう。
実店舗であれば顧客から信用を得られやすい点がありますが、初期投資が多くかかり家賃などの経費もかかりってしまいます。
ネットでレンタル業を始める
ネットでレンタル業を始めるなら、実店舗と違って事務所を構えなくてもいいので、低コストで開業することができます。
また、ネットのホームページを作成しておけば顧客の集客も行うことができ、手間もかからないので直ぐに開業しやすいです。
しかし、ネットの場合は実店舗がないので顧客から信用を得にくい点があり、実店舗がないため、服を写真で確認する方法が主流となり、顧客とのイメージと違いが生じた場合、クレームや返品が起きやすくもなります。
ネットではいかに情報を分かりやすく伝えるのかが鍵になるので、その点を理解して開業する必要があります。
ファッションレンタルを開業のためにしておくこと
ファッションレンタルを開業するためには、ファッションレンタル開業のための準備を行う必要があります。
ファッションレンタルを開業するために準備しておくことを紹介しましょう。
古物商許可の取得
ファッションレンタルを始めるためには「古物商許可」が必要です。
中古品を仕入れる場合や同じ商品を複数回レンタルする場合に当てはまり、古物営業法では1度使用された物品、新品でも使用のために取引された物品も「古物」に当てはまると記載されているので、この許可が必要になります。
古物商許可を取得するためには営業を管轄する警察署で行う必要があるので、警察署で申請するようにしてください。
古物商許可の申請書は各都道府県によって申請方法に違いがあります。
古物商許可は費用や書類が必要になるので、警察署に行って申請方法を確認するのがいいでしょう。
衣料品の仕入れを行う
レンタルする衣類品の種類を仕入れる必要があります。
レンタルする衣類品はブランドや数量、ターゲット層を決めて仕入れる必要があります。
レンタルする衣類を準備しても顧客のニーズに合っていなければ顧客を集めることができず、利益を得ていくのが難しいです。
例えば、20代と40代では服の好みや好きなブランドなどに違いが生じるので、ターゲット層を決めて、どんな服装を好むのか情報を集めておくのがいいでしょう。
服を仕入れる場合は、いろいろな方法があります。
・国内の衣類店で服をまとめて購入する
・ネットの仕入れサイトを利用して衣服を購入
・問屋から衣服を購入
・展示会で衣服を購入
・海外から仕入れる
という方法です。
この5つの方法の中でも、ネットと問屋を利用する方が衣服を安く購入することができ、コストを抑えることができます。
開業の資金にもよりますが、衣服の資金を安く済ませたいなら、ネットと問屋を利用してみるのがおすすめです。
ファッションレンタルとして実績が出てくれば、展示会や海外ケア服を仕入れるのが良い方法です。
レンタル業のシステムを構築
ファッションレンタルとしてビジネスを展開していくためにシステムを構築していくことが必要です。
実店舗でレンタル業を開業するなら、店舗を見つける必要がありますし、着替えられる更衣室の準備、クレジットカードや電子マネーに対応する決済レジの準備をする必要があります。
ネットで店舗を開業する場合も、ホームページを作成して顧客が見つけやすいデザインや服を選んでレンタルするまでの作業がスムーズに行くように、サイトを構築しておく必要があります。
また、スタイリストを雇って顧客に合わせたコーデを考案できるようにしておく必要もあるでしょう。
スタイリストを雇うために、求人票を作成して応募を募るなど、スタイリストを確保しておくことも同時進行してくようにしてください。
ファッションレンタルの開業のために、いろいろな準備を効率よく行うようにしましょう。
まとめ
ファッションレンタルを開業してビジネスを行っていくこともいい方法です。
ファッションレンタルは需要が高まってきているので、レンタル事業を始めることで収入を得ていくことができるでしょう。
ただ、ファッションレンタルでビジネスを始めるためには、手続きや服の仕入れ、システムの構築などやらなければいけないことはたくさんあります。
しっかり開業のための準備を進行していき、ビジネスをスムーズに始めることができるようにしてください。
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