「自分で起業して独立を行いたい」と思う方もおられるはずです。
自分で起業して独立をするなら、会社員として働いているよりも収入を多く得ることができるかもしれず、自分で自由に仕事を行うことができるなど、良い点を考えますね。
ただ、起業するときにはメリットばかりではなく、デメリットや注意しておくべき点も考慮しておかなければなりません。
起業するときは情報をしっかりと掴んでおくことが大事なので、その点について紹介していきましょう。
起業するときの3つのメリットとは
起業することを考えているなら、「どんなメリットがあるの?」と感じますね。
起業するときのメリットについて紹介していきましょう。
軌道に乗れな収入が増える
起業して自分のビジネスを展開していくなら、大きな収入を得ることができます。
会社員であれば給料が決まっているので、どんなに働いても残業代や手当が付くのみで収入が大きく増えることはないかもしれません。
会社員で収入を増やそうと思うなら、何年も企業に勤めなければならないので、年収を増やそうと思うなら10〜20年以上ずっと務める必要があります。
しかし、起業してビジネスが軌道に乗ってくるなら、ビジネスで得られた収益は全て自分のものになります。
月収だけで100万円を超えることもあるので、自分に能力やスキル、ノウハウがあると思うなら、起業して収入増加を狙ってみることができます。
自由に仕事を行える
起業すれば自分が経営者になるので、自分の自由に仕事を行うことができます。
会社員であれば決められた内容をその通りに行い、自分がしたくない仕事もやり遂げなくてはいけません。
また、残業や休日出勤も上司に言われれば出勤しなくてはならず、自由に仕事を行うことはできないですね。
しかし、自分で起業すれば自分のしたいときに仕事を行うことができ、自分の休みたいときに仕事を休むことができます。
また、自分の気の合う人たちと起業して仕事を行うことができれば、仕事以外の悩ましい人間関係でストレスを感じることもありません。
起業すれば自分の自由に仕事や経営を行えるので、気を使うことは少なくなります。
仕事での楽しみが増える
会社員であれば、自分がやりたくない仕事や、自分が希望していない仕事をやらされることがあります。
例えば。自分はデザインや開発を志望していても、会社の人事から営業職に回されることもあるはずです。
希望していない部署や作業でも給料のために働きますが、給料だけで仕事を行うだけでは仕事から楽しさを見出すことは難しく、「会社に行きたいくない」と思う1つの原因ですね。
起業すれば自分が行いたい仕事を行うことができます。
例えば、自分がデザインの仕事やエンジニアの仕事を行いたいなら、その業種で起業して、仕事を行うことができます。
自分がやりたい仕事であれば仕事への意欲も増しますし、仕事を行うモチベーションも上がるので、毎日仕事をするのも楽しくなりますね。
起業することの3つのデメリットとは
起業して収入を増やすことや、仕事へのモチベーションを上げることなど、メリットは大きいように見えますが、デメリットももちろん生じます。
どんなデメリットが生じやすいのか紹介していきましょう。
収入が増えるとは限らない
「起業すれば会社員時代よりも収入が増える」と思っている人もいるかもしれませんが、起業しても仕事が軌道に乗らなければ収益を確保することができません。
起業した後に事業が軌道にのるには業種にもよりますが、ある程度の時間がかかってしまいます。
そのため、起業してからは収入がほとんどない状態になってしまうことがあるので、ある程度の貯蓄をしておくことが大事です。
また、起業して自分のサービスの質がイマイチであったり、収入が安定しても競合する事業に劣ってしまったりするなら、収入が少なくなってしまうこともあるので、起業しても会社員のように収入が安定しているわけではありません。
起業すれば直ぐに収入が増えると期待するのはやめておきましょう。
責任が大きくなる
起業すれば自分が経営者になるので、全ての責任は自分が負うことになります。
仕事の仕入れ先や費用の計算、集客方法や方針、取引先との打ち合わせなど、経営に関する仕事は全て自分で行わなければなりません。
もし、事業に失敗してしまて負債を抱えてしまうようになるなら、自分が負債を背負って借金返済をしなくてはいけないですし、部下を雇っているなら取引先とのトラブルで犯した部下の過ちも責任を背負うことになります。
起業すれば自分の仕事の自由度は広がりますが、その分責任も大きくなるので、責任の大きさを自覚しておく必要もあります。
自分で計画していかなければならない
起業すれば仕事の受注方法や何人スタッフを雇うのか、事務所はどうするのかなど、全て自分で計画して、マネージメントしていく必要があります。
上司はいないので全ての作業を自分で計画していかなければいけません。
会社員であれば言われたことをやっておけば問題ないですが、起業すれば自分で方針を立てて計画をしていかなければならないので、誰かに計画をしてもらうことはできません。
計画には先をある程度見通す能力や、自分の能力の限界を知っておく必要があるので、「自分にはそのような能力があるのか?」と考えることが大事です。
起業する際の2つの注意点とは
起業するときには注意点を考慮しておく必要があります。
どのような点に注意できるのか内容を紹介しましょう。
退職するなら円満に
自分が企業などの会社員であり、そこから独立するつもりであれば円満に退職できるようにしておく必要があります。
円満に退職することができなければ、会社の同僚や上司と仲が悪くなる、または自分の計画通りに退職できず起業することができないことがあります。
そうなれば、起業するタイミングが遅くなったり後味が悪くなって退職してしまうことになるので、前もって退職する理由や退職する態度を見せておく必要があります。
退職の時期は大体1ヶ月前、遅くても退職する日の2週間以内には上司に告げておく必要があります。
会社としても急に退職を言われると仕事の引き継ぎなどができないこともあるので、円満退職できるように前もって希望を伝えておくようにしましょう。
収支のバランスを考える
起業するときに1番大事になるので起業を継続することであり、それには収支のバランスを考慮することが大事です。
起業して得た利益は全てが自分のものになるわけではなく、利益から経費や人権費、事務所があれば家賃などを差し引いた金額が自分の収入となります。
そのため、起業したなら自分の収入がどれくらいか計算するため、収支内容を理解しておくことが大事です。
収支のバランスが崩れれば、いくら利益を得ていても事業が立ち行かなくなり倒産してしまうことになります。
収支のバランスを保つことができるように計画して事業を展開していくことが大事です。
まとめ
起業を考えるなら安易に計画するのではなく、しっかりと起業して事業が持続できるように計画する必要があります。
起業したなら大きなメリットもありますが、デメリットもあるので、デメリットが強く出てしまうようなら、起業する計画は白紙にして再度考え直す必要もあります
起業を考えて行動するのは素晴らしいことですが、感情的にならず冷静に計画を進めていくようにしてくださいね。
詳しい内容はさらにこちらをご覧ください。
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